【ペッグ通貨 USDT/TUSD/GUSD】ステーブルコインブーム到来?GMOも2019年に発行

皆さんはペッグ通貨(ステーブルコイン)ご存知ですか?
自分は仮想通貨始めて半年位経ってようやくこのペッグ通貨なるものを知りました(遅すぎ・・
もっと早く知っていれば、、、と今でも後悔してますw

このペッグ通貨、別名をステーブル(安定した)コインって呼ばれてたりもしてます。
簡単に言うと、法定通貨の価格に連動する仮想通貨になります。

仮想通貨のペッグ通貨で有名なのは、Tether(テザー社)が発行しているUSDTがあります。
この仮想通貨は常に米ドルと連動しており、現在であれば1USD=113円の価格になっています。

ご存知の通り、仮想通貨は非常にボラティリティが高い為、一日で価値が20%落ちたり、時には半分になったりします。そんな時にずっとその仮想通貨を持っていたら価値が下がっていくのを眺めるだけです。

そこでペッグ通貨の出番で、米ドル連動の仮想通貨に避難しておけば、自分の資産減少を避ける事が出来ます。

仮想通貨始めた頃は何の為に存在するか分からなかったですが、仮想通貨の取引してると、このペッグ通貨がいかに役立つか身をもって知る事ができますw

法定通貨に連動しているならどれも一緒じゃない?ってなりますが、ペッグ通貨についてはその通貨がいかに信用に値するか、が重要になってきます。

そんなペッグ通貨で上場済みの3通貨:USDTTUSDGUSDと、昨日10/9にGMOからアナウンスのあったGJYについて紹介していきたいと思います。

 

代表的なステーブルコイン / USDT、TUSD、GUSD

まずは一番有名なUSDTから。

Tether / USDT


米ドルに連動したERC-20トークン
✅公開日:2015年2月
✅上場先:多数
TETHER公式HP

 

Tether社が発行するUSDTは、常に時価総額でTOP10前後に位置し、ペッグ通貨の中では上場取引所数、出来高、知名度など1番です。ただ、同時に常に疑惑が付きまとう仮想通貨でもあります。

このUSDTというペッグ通貨はTether社が発行済USDTと同数の米ドルを保有している」という前提のもと価値が保たれているのですが、実際には同等の米ドル資産を保有していないのではないかという疑問が度々持ち上がっています。

第三者機関の監査法人に証明してもらう等、疑惑を払拭する方法はいくらでもありますが、以前Tetherはその監査法人に身内を採用してました。そして、現在に至っては正式な監査法人を付けていないようです。。

もし同等の米ドルを持ち合わせておらず、彼らのさじ加減でUSDTを発行しまくっているとしたら、仮想通貨市場が大混乱に陥る事間違い無しです。なお、Tether社は大手取引所のBitfinexの子会社で、最近両者の最高戦略責任者が辞任してます。ゴタゴタには事欠きません。

また、Tether社が倒産したり、ハッキングにあったりすると、USDTが無価値になる可能性があります。

という事で、一般的にTetherの信頼度は高くないです。
多数の取引所に上場している事と流動性がペッグ通貨で1番の為、ここまでメジャーになっているだけです。

 

True USD / TUSD


✅米ドルに連動したERC-20トークン
✅公開日:2018年3月
✅上場先:Binance、Bittrex、CRYPTOPIA、HitBTC等々
True USD公式HP

 

Trust Token社が発行するTrue USD(TUSD)も、Tether USDと同じく1TUSD=1USDのペッグ通貨になります。Tetherと何が異なるかというと、Trust Token社が顧客資産を保管しているわけではないという事です。

上記にあるTRUST COMPANYというのが顧客資産を保管する第三者の信託銀行になります。
Trust Token社はトークンを発行する役割で、実際の資産管理は信託銀行で行います。
尚、上記のような取引形式をエスクローと呼びます。

エスクローとは?(M&A辞書より引用)
売り手と買い手の間に第三者である金融機関を介して、条件付で譲渡金額を決済する仕組みのこと。第三者である金融機関に、証書 (停止条件付捺印証書) の交付とともにエスクロー勘定を開設し、買い手はその勘定に譲渡代金を入金して保管しておき、売り手との間に設けた条件が満たされたときに、その勘定から譲渡対価が売り手に支払われる方式。

ザックリの流れとしては、下記のような形です。
1)顧客から信託銀行へウォレット情報配信(入金)
2)信託銀行からTrust Token社へ顧客から入金された情報がスマートコントラクトとして通知
3)Trust Token社からTUSDが顧客に発行される

複数の信託銀行から成り立っている為、どこか1社倒産したとしても分散管理されているので安心です。

また、本当に資産が信託銀行にあるのか、監査法人が監査を実施しています。
監査法人は、1977年設立のアメリカのCohen&Coという会社でした。

実際の監査報告はここから確認できます。
少なくとも月に一回上は監査を実施している事が分かります。


※監査報告書の一部抜粋

Binanceに上場している事もあり、徐々に出来高も増えてきています。
まだまだUSDTに取引高は及びませんが、信頼度では断然TUSDではないでしょうか。

 

GEMINI Dollar / GUSD


✅米ドルに連動したERC-20トークン
✅公開日:2018年9月
✅上場先:Bibox

Gemini Dollar公式HP

 

これも前述のUSDTとTUSDと同様米ドルのペッグ通貨になります。
Geminiというアメリカの仮想通貨取引所が、先月9月に公開したばかりの通貨の為、今はBitboxという取引所にしか上場していません。このGeminiを運営するのはウィンクルボス兄弟という仮想通貨では有名な兄弟です。

ウィンクルボス兄弟はビットコインが世に出てすぐ投資し、今では世界で一番ビットコインを保有していると言われています。また、FACEBOOKのマークザッカーバーグと大学時代に関わりがあります

一番の注目点は世界発ののニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)に認められたペッグ通貨という事でしょう。アメリカ政府公認って事です。

また、GUSDの価値を裏付けている米ドルは、連邦預金保険公社(FDIC)からの適格資格を持つアメリカのState Street銀行によって管理されると説明されています。

また監査法人による毎月の監査、ならびにGUSDのスマートコントラクトが適切に稼働しているかどうかについても、セキュリティ企業によって同様に監査されると明らかにされてます。

Tetherは預託銀行の詳細は明かしていませんが、Geminiはこの預託銀行も明かして管理をしていくことを発表しています。なんだかこれだけだど完璧にしか聞こえないですが、まだ9月に公開されたばかりですし、一回も監査結果等は実施されてないので、本当に発表している内容通りなのか、しばらくは様子を見た方がいいですね。

これが事実であれば、USDTやTUSDを超える米ドルペッグ通貨になるかもしれません。
現時点では、信頼度という意味ではTrue USD(TUSD)が一歩リードです。

 

GMOが発行するGJYトークン

つい先日、GMOインターネットが、2019年に円と連動するステーブルコインを発行すると発表しました。日本企業が発行する初めてのペッグ通貨になる見込みです。

GMO INTERNET GROUPアナウンス

 

まとめ

これ以外にもIntangible LabsのBasisや、サークル社のUSDCとまさにステーブルコインブームの様相を呈してきてます。ゴールドマンサックスやIBMもステーブルコインへ巨額投資をしています。

ここまで注目されている理由としては、このステーブルコインがクレジットカードやデビットカードといった既存の決済理に代わるポテンシャルを秘めているからだと思われます。

クレジットカードよりも安い手数料
✅24時間取扱可能
✅ブロックチェーンを使う事による安全性
✅仮想通貨であるがゆえ他の仮想通貨とトレード可能
✅仮想通貨暴落時の避難場所になり得る
✅銀行口座がなくともスマホ(オンラインウォレット)一つで決済ができる

パッと思いつく利点をあげてみましたが、これ以外にも色々考えられると思います。
ステーブルコインの普及で、仮想通貨のボラティリティが少しでも安定すれば、仮想通貨への参入する一般投資家・企業も増えてくるかもしれません。

数あるステーブルコインの中から、本当に信頼に値し、価値あるものを見極めていこうと思います。

お勧めの仮想通貨取引所

取引量やセキュリティ等総合的に考えて、初心者の方に一番お勧めできる取引所です。 bitbank