【Circle社】ステーブルコイン:USDCoin(USDC)の特徴

前回に引き続き、今回もUSDペッグのステーブルコイン:USDCoin(USDC)を紹介させて頂きます。他のステーブルコインと同様に、1USD=1USDCの1:1の形でドル連動する通貨です。

ただ今回紹介するUSDCは他のステーブルコインと比べ規模が非常に大きいです。

Circle(サークル)社とは

サークル社はアメリカのボストンにある仮想通貨送金業社で、実際にUSDCを発行するのはサークル社傘下のCENTREというプロジェクトチームになります。

サークルは2018年2月に仮想通貨取引所Poloniexを買収しています。

彼らのスローガンは、あらゆる資産(証券や不動産等)と呼べるものをトークン化し、トークンエコノミーを実現する事です。

このサークル社の凄いところは、アメリカ最大手の投資銀行:ゴールドマンサックスや、中国の百度(Baidu)を株主に持ち、マイニング最大手企業のビットメインとパートナーシップを結んでおり、これらの企業から総額2億4600万ドルの出資を受けている事です。

また、アメリカ最大手取引所のCoinbaseに初のステーブルコインとして上場確定しています。
※Coinbaseについては以前アメリカの有望仮想通貨取引所 Coinbaseで記事にしています。

Coinbaseは世界32か国に展開しており、2,000万人のユーザーを持つ非常に大きな取引所です。USDCに関わっている企業がどれも超大手ばかりですw

サークル社自体も既に700万人のユーザーを保有しており、「サークルペイ」、「サークルインベスト」、「サークルトレード」という独自サービスを展開しています。

1)サークル・ペイ
アメリカドル、イギリスポンド、ユーロに対応した決済アプリ。テキストメッセージや電子メールを使用して瞬時に取引を行う事ができる。手数料無料。

2)サークル・インベスト
インデックス投資のような加重平均された市場に投資する事が出来る。少額の1ドルからでも仮想通貨へ投資可能。

3)サークル・トレード
大口投資家向けの相対取引を提供するサービス

今後はこの700万人の会員向けサービスに、USDCを展開してく予定です。

上記のように、既に確固たる自社サービスを確立している上に、更に大手企業から多額の投資を受けています。あの上場審査が厳しいCoinbaseに初のステーブルコインで上場というのは、単純に凄いです。。

USDCoin (USDC)の基本情報

USDCはオープンソースのERC-20トークンです。
オープンソースとは、ソフトウェアのソースコードがウェブに公開されており、誰でも閲覧・改良・再配布ができる事を意味します。

米ドルに1:1で連動したERC-20トークン
発行元:CENTRE
公開日:2018年年10月
上場先:Coinbase(上場確定)、Poloniex、OKEx、Kucoin、CoinEx等
USDCホワイトペーパー
CENTREホームページ

2018年10月にリリースされたばかりにも関わらず、既に時価総額で100億円超え&ランキングで50位前後に入ってきています。

ERC-20トークンの為、現状イーサリアムのブロックチェーンを使う事になりますが、今後の開発目標では、他のブロックチェーンでも使えるよう改良を加えていくようです。

USDCの信頼性について


ちょっとややこしいのですが、USDCを発行するにはCENTREの監査を受けて合格する必要があります。CENTREが定める一定のコンプライアンスを満たしていなければなりません。

CENTREはCircleから誕生したプロジェクトなので当たり前といっちゃ当たり前なんですが、CircleはCENTREからライセンスを受けたUSDCの初の発行体になります。

CENTREがCircleの子会社的な位置にある事から、更なる透明性を確保する観点で、現在USDCの発行にあたってCENTREを独立した組織に移行させることが提案されています。

また、第三者機関であるGrant Thornton International Ltd(グラントソーントン)というロンドンを本部とする世界第7位の会計事務から、USDC発行数に対するドル保有額が適正かどうか、毎月監査を受けることになっています。

まとめ


USDCの信頼性の担保については、CENTREの監査+会計事務所の監査となる為、ある程度の信頼性は確保されそうです。

ただそれ以上に、Circle自体の規模、大手企業の出資額がハンパではなく、超中央集権的ではありますが、今後ステーブルコインでトップの座に躍り出るポテンシャルがあります。

投資して儲けるという類のコインではありませんが、このステーブルコインは発行体がどれだけ信用できるか、どれくらい流通性・流動性があるかが非常に重要になってきます。

Tether(USDT)の信頼はもはや地に落ちたも同然であり、規模感、信用力等で優位に立つUSDCが、今後主流になっていく可能性は高いのではないでしょうか。

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