【Dead Coins】仮想通貨の約半分は既に死んでいるという事実【開発状況の確認方法】

2019年3月1日現在、Coinmarket Capに登録されている上場済み仮想通貨は2093種類ありますが、これを時系列で追っていくと、下記のように増えていってます。

▪2013年4月時点:7 種類
▪2014年1月時点:67 種類
▪2015年1月時点:501 種類
▪2016年1月時点:572 種類
▪2017年1月時点:636 種類
▪2018年1月時点:1,359 種類
▪2019年3月時点:2,093 種類
※Coinmarket Capの過去データを参照

2019年3月1日時点で上場済みの通貨2093のうち、半数程度の通貨は24時間取引額が1,000ドル未満になっており、ほとんど流動していないのが現状です。

2017年から急激に新しいコインがICO等によってリリースされましたが、実際はほとんど稼働していないプロジェクトが大半になっています。

今回はCoinmarket Cap以外での、「死に通貨」の探し方をまとめてみました。

詐欺・開発ストップコイン:Dead Coins

このサイトでは詐欺コインや既に運営が活動していない仮想通貨をリストアップしています。

Dead Coinsウェブサイト

Category別にDeceased(死にコイン)、Scam(詐欺)コイン等分類されており、また各コインはA~Zでアルファベット別で検索できます。

またSummaryの欄でなぜそのコインが既に死んでいるのか簡単に説明されており、無料で使える事を考えると便利なサイトです。


画像引用:Dead Coins

そして、Dead Coinsにリストアップされている仮想通貨数は、3月1日時点で934種類にも上ります。。Coinmarket Capに登録されている2093のうち約45%が既に死んでいる事になります。

ざっと確認したところ過去に買った事があるアルトコインはありませんでしたが、以前界隈を賑わせたコインがいくつかあり、いかに話題先行だったかが分かります。

このリストに載っている通貨で未だに取引されている通貨もあるので、保有しているアルトコインは一度チェックしてみる事をオススメします。

 

開発状況の確認:Github / CryptoMiso

Githubは、オープンソースのソフトウェアを複数人で開発する際に、各自の更新データを共有する為のプラットフォームです。

✅Githubウェブサイト

一つのソフトウェアを複数人で開発する際に、各自がアップデートした内容をGithub上に記録する事により、情報共有ならびに共同開発をスムーズにし、また開発者以外の関係者もそのソフトウェアの進捗状況等を外部から確認する事が出来ます。

このGithubの更新情報を仮想通貨に絞ってまとめたサイトで、Cryptomisoというサイトがあります。

✅Cryptomisoウェブサイト

このサイトでは、各仮想通貨のアップデート回数(Commits)と参加している開発者数(Contributors)を、順位別で確認する事が出来ます。


画像引用:Cryptomiso.com

上図は上位通貨の過去12か月間のコミット数の推移です。

コミット(Commit)数は軽微な更新やちょっとしたバグ修正でも1 commitとしてカウントされ、イーサリアムのコンスタンチノーブルやビットコインのSegwitなどの大掛かりなアップデートも同じ1 commitとしてカウントされるので、単純にcommitの数が多ければ多いほど良いというワケではありません。

また、ハードフォークで生まれた新通貨は親通貨のコミット数を引き継ぐ為、最初からコミット数が多い状態になります。

ハードフォーク後のコミット数がどうなっているか見極める必要があります。

一例としてビットコインは合計1919コミットされており、参加している開発者(Distributors)は100名以上になっています。活発にコミットさえており、多くの開発者が参加しています。

ビットコインのような活発な通貨に対して、下記のNumusというコインは20回しかコミットされておらず開発者も1名だけです。且つ半年以上何の更新もされていない為、ほぼ開発がとまった死にコインと考える事が出来ます。

前述の通りコミット数だけでその通貨の将来性を判断する事はできませんが、各仮想通貨の開発状況の進捗状況が確認できるだけなく、死にコインもあわせて調べる事ができます。

 

適正価格の確認:Coin Fair Value

このサイトはDead CoinsやCryptoMisoとは趣旨が違うサイトで、主要仮想通貨の適正価格を調べる事が出来るサイトです。

✅Coin Fair Valueウェブサイト

適正価格はフィッシャーの交換方程式にCoin Fair Value独自の改良を加えて算出しています(すみません、詳しい計算方法については調べられていません)


画像引用:Coin Fair Value

 

チェックすべき主な項目は上図の赤で囲った部分の数字です。

▪Chart
現行価格(オレンジ)と適正価格(グリーン)の比較で、オレンジのチャートがグリーンのチャートより下にあると割安。

▪Fair Value
現在の適正価格

▪Price
現行価格

▪P/FV
1が基準値で、1よりも大きいと割高で1よりも小さいと割安。

リストアップされている仮想通貨数は未だ100種類未満と少ないです。

仮想通貨には株式評価に使われるEPR、PER、ROE等の指標が存在しない為、適正価格の判断は難しいところですが、割安なのか割高なのかを簡単にチェックできます。

Bitcoin SVやMonero、Waves等の主要アルトが割高評価になっているのが意外でした。

 

以上、自分が良くチェックしている3つのサイトの紹介でした。

Coin Fair Valueはまたちょっと趣旨が違うサイトですが、Dead CoinsやCryptoMisoは面倒くさい登録など必要ないので、見たことない人は一度チェックしてみて下さい。

それにしても上場した仮想通貨の半数程度が消えていっているという事は、ICOや金集めだけして、上場せずに消えていった詐欺プロジェクト等を含めると、60%~70%位が消えていっていると考えてもいいかもしれません。。

まだまだ仮想通貨黎明期ではありますが、投資すべき仮想通貨の選定は慎重に慎重を重ねないといけないなと再認識しました。

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