【NASDAQ】株の購入もできる仮想通貨取引所:DX.Exchangeがオープン【実際に使ってみた】

先日ついに、NASDAQの取引ノウハウ、マッチングシステムを導入した取引所:DX.Exchangeがオープンしました。エストニア発の取引所です。

NASDAQは皆さんご存知、アメリカの主にITやハイテク関連株が上場する、世界最大の株式市場です。そのNASDAQのノウハウを導入した仮想通貨取引所がDX.Exchangeです。

✅DX.Exchange公式

株式の取引高の規模は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に次いで、世界第二位です。
2018年時点の世界の株式取引市場の時価総額は、NYSEが約2,000兆円、NASDAQが約1,000兆円、日本の東京証券取引所が約680兆円と続きます。

そして、この取引所の目玉は何といっても、NASDAQに上場しているAppleやGoogle、AMAZON、Netflix等の株を、デジタルストックとして購入する事が出来る、という点です。

DX.Exchangeが株式をトークン化して発行する為、365日24時間いつでも取引が可能になります。
トークンはERC20の規格で発行されるので、イーサリアムのブロックチェーンで管理する事になります。

また、DX.Exchangeが発行する取引所トークンであるDX CASHを保有する事により、取引手数料の割引や配当を得られる点なども注目を集めており、法定通貨での取引もアメリカドルだけでなく、ユーロやイギリスポンド、日本円での取引も可能になっています。

通常の取引所とは違い、BTCから各アルトコインを購入する必要はなく、DXでは法定通貨から直接アルトコインを購入する事ができるという点も便利です。

久しぶりに期待できる取引所がオープンするという事で、事前にKYCを済ませ実際にサイトをつかってみたのですが、、、、かなり期待ハズレでガッガリしたというのが正直なところです。

「何にガッカリしたのか」と、現状感じている不安な点について書いていこうと思います。

 

使いづらい / 見づらい / 遅い / 取引高少な過ぎ

タイトルで全て説明済みなんですが、本当に使いづらくて見づらいです。。

上記が、DXの取引画面全体像です。

赤丸で囲ってあるCRYPTO CURRENCIESが、BTCやETH等の従来の仮想通貨取引で、DIGITAL STOCKSがDXで購入できる株(デジタルストック)の取引画面です。

※2019年1月9日(水)時点で取引できる株は、下記の10種類です。
全てNASDAQ市場に上場している超巨大企業。
🔹NVDA(NVIDEA)🔹AAPL(APPLE)🔹INTL(INTEL)🔹AMZN(AMAZON)🔹NFLX(NETFLIX)🔹FB(FACEBOOK)🔹MSFT(MICROSOFT)🔹BIDU(BAIDU)🔹GOOGL(GOODLE)🔹TSLA(TESLA)

ただ、上記取引画面見て頂ければ想像できると思いますが、バイナンスやその他メジャー取引所とは違い、どこにどんな機能があるのか一目で分かりづらい構成です。

Depositやwithdrawalがどこにあるか感覚的に分かりづらい、チャートがしょぼく見づらい、そもそもの文字が小さ過ぎて見えづらい、ページ移動しようとするとDXの待ち受けマークが出てきてスムーズにページ移動しない等々、ここ最近で使った取引所の中でも最低ランクに入るほどのユーザーインターフェースの悪さでした…

あとちょっと心配なのは、ザっと取引所の各通貨、各フィアット、各デジタルストックの取引高を合計してみたところ、24hrで1億円にも満たない取引高でした。

現時点で使用してみた感覚としては、NASDAQのノウハウやマッチングシステムの利点は、これっぽっちも感じられませんでした。

またDX.Exchangeは日本円決済ができる事や、日本人への日本語での取引所宣伝等をしている事から、金融庁の監視対象に入っている可能性が高く、入金して取引したはいいが、ある日突然日本人へのサービス停止&入出金停止なんて事態にならないか、心配なところです。

DXはTwitterで、とりあえず ”ソフトローンチ” という形でスタートし、フル稼働するまでに1~2週間程度かかりそう、とつぶやいてます。

上記諸々の事情を含め、現時点で積極的に活用するのは怖くて出来ない、というのが個人的な意見です…

これも、DX.Exchangeに関する、一つ気になる記事です。
FBI arrests Israeli binary options CEO as she disembarks El Al flight at JFK

DX.Exchangeのデジタルストック(株式)は、Marketplace Securities Ltd(MPS)という企業によって管理されるのですが、この会社は以前SpotOptionという名前でした。
Marketplace Securities Ltd(MPS)の会社情報情報

そして、このSpotOptionという会社が、バイナリーオプション(簡単に言うと為替取引)の詐欺事件に関与していたという内容が、先に紹介した記事になります。

SpotOptionからMPSへ社名変更したのは、やましい気持ちがあったからかも(完全に私の想像です)。FBIの調査結果を元にしてる記事なので、全く信ぴょう性が無いものとは考えにくいです。

以前上記のような問題に関係していた会社が、DXのデジタルストックの管理を一任されている事には不安をおぼえます。

またもう一つの目玉であるDXトークン(DXCASH)は、ホールドしていると取引手数割引や配当がもらえるというフレコミですが、現時点ではDXトークンの価値の裏付けが何なのかハッキリとアナウンスされてないので、もう少し詳細情報が欲しいところです。

と、、、DX.Exchangeの現時点で感じている不満・不安点をツラツラと書き連ねてみました。

個人的には仮想通貨取引所で、24時間いつでもアメリカ株が購入できるという事は画期的な事であると感じていますし、今後取引所がフル稼働した時に、NASDAQの技術がどのように活かされてくるのかにも興味があります。

DXCASHの役割やメリット(配当など)がユーザーのニーズにマッチすれば、バイナンスコイン(BNB)のように大きく値上がりするポテンシャルもあると考えています。

ただし、繰り返しになりますが、ユーザーインターフェースが最悪、サイトの動作が遅い、取引高が極少、DXCASHの価値の源泉が不透明、金融庁対策への不安、MPSの疑惑などなど、とても大きな資金を入れて取引できる段階ではない、という結論です。

しばらくは少額での運用にし、DX.Exchangeの情報収集を優先しようと思います。

お勧めの仮想通貨取引所

取引量やセキュリティ等総合的に考えて、初心者の方に一番お勧めできる取引所です。 bitbank