ビットコインキャッシュ(BCH)の実際の処理能力について【ストレステスト検証】

ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の一番大きな違いはブロックサイズです。
BTCが1MB(SegWit効果で実際は2MB弱ほど)で、ビットコインキャッシュは最大32MBです。

このブロックサイズの差によって、送金手数料と送金時間に大きな差が発生します。
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一部情報が古いですが、BTCは秒間約3~4トランザクション(TX)で、BCHは約100件処理できる能力をもっています。

*上記表のBCHの処理能力は24TXにになっていますが、この24TXは8MBの時の能力で、現在は32MBのブロックサイズの為、約100TX/秒の処理能力があります。

尚、VISAのクレジットカードのキャパはと言うと、VISAの年次レポートで、年間98億TX=3,120TX/秒という結果が出ています。

2018年9月1日、オンチェーン(実際のBCHのブロックチェーン上)でのスケーラビリティ問題解決を目指すBCHは、コミュニティ主導にて、BCHの処理能力の限界値を検証する実験(ストレステスト)を行いました。

オンチェーンでのスケーリングが可能であり、数百万の取引を処理できる事を世界へ証明するが目的です。

<ストレステストの定義>
ストレステストとは、機器やソフトウェア、システムのテストの一種で、想定を超える高い負荷をかけたときの挙動を調べるテスト。験対象の機器やソフトウェアなどに一度に大量のデータや接続要求を送るなど過負荷状態に追込み、負荷の程度と性能の劣化の関係性や、停止する限界を調べたり、好ましくない動作を引き起こさないか確認したりする

その内容と結果を、BTCと比較しながら見ていきたいと思います。

 

ビットコインキャッシュのストレステストの内容と結果


※TX HighwayはBCHとBTCの送金状況を、高速道路の交通量に例えたメーター
 上段の32レーン(32MB)がBCHで、下段の1レーン(1MB)がBTCを指します。

ストレステスト実施の目的と内容

前述しましたが、最大ブロックサイズ32MBのビットコインキャッシュに意図的に高い負荷をかけ、実際の処理能力を検証する事、並びにBCCのスケーラビリティを世界に証明する事です。

BCHコミュニティ主導にて500万個のトランザクションを作り、2018年9月1日の21時(日本時間)から24時間かけてビットコインキャッシュのネットワークで処理させるという方法を取ります。

また各国のBCHホルダーは、このストレステストの為に専用のウォレットで少額のトランザクションを発生させ、検証に協力しました。自腹で参加ですからね、これぞBCH愛!w

ストレステストの結果

✅処理件数は、24時間で約220万TXを達成。⇒ 秒間で約25TX
※これはビットコインの24時間内の過去最大TXの約5倍以上。

✅手数料の上昇無し
※24時間の中で手数料は上昇する事なく、むしろ実際は0.002$から0.0017$/TXに下降した。

上記結果より、一日200万件以上のトランザクションを、手数料の増加なく、オンチェーンで処理する事を証明しました。これはまさにスモールブロック派(ビットコインコア)へ、今までのBCHの主張(オンチェーンでのスケーリング)の正当性を見せつける形になりました!

ただ、今回のストレステストでは 実際に最高値で40TX秒(約15MB&25783TX/ブロック)にあたるブロックが生成されました。32MBのブロックサイズを考えると、まだまだ今回よりも良い数字を達成できるポテンシャルがあります。

クレジットカードのキャパには遠く及びませんが、いつか手数料のみならず、トランザクション数でもBCHがクレジットカードを超える日が来る事を信じてます!

今はBTCよりもBCHに対する期待の方が大きいですね、はい\(^o^)/

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