ビットコイン期待?の新機能 ライトニングネットワーク(LN)の可能性と懸念点【初心者向け】

仮想通貨に投資している人は一度はビットコインのライトニングネットワーク(LN)って耳にした事あると思います。自分は大変恥ずかしながら、ライトニングネットワークを実装すればビットコインも「XRPみたく秒速で送金できるようになる!」って位の認識しかありませんでしたw

そして、ビットコインがLN実装して、押しも押されぬKING of 仮想通貨になるんだろなーって勝手に自分の願望でホルホルしてました。盲目って怖いです。

このLN、結論から先に言うといつ頃実装できるか未だ目途立ってませ

一応ビットコインを開発しているビットコインコア派は18カ月後位()って言ってるんですが、確証があって言ってるわけじゃないので怪しいです。

3年後ってコア派の皆さん・・・その頃にはLN以上に便利な機能実装したコイン出てますって。

出だしから眠たい感じですが、これから自分が解説する内容も、基本ライトニングネットワークをDisるような感じになりますので、ご了承下さいw

 

なぜライトニングネットワークが必要なのか?

今ビットコインが抱えている問題は、ザックリ言うと主に下記になります。

✅送金に時間がかかる
✅送金手数料が高い

上記の問題2点共に、ブロックサイズが小さい事が原因で発生しているんですね。
ビットコインは元々1ブロックのサイズが1MBで、この1MBのブロックの中に送金データを詰められるだけ詰めて、約10分に一回の割合で送金処理=ブロックチェーンへ組み込みされてます。

ただ、世界的にビットコインの取引量が多くなり、1MBのブロックサイズではとても捌き切れなくなりました。そして、どのように問題を解消するかで内輪揉めし、ついに意見の相違を埋められず、ビットコインとビットコインキャッシュで分裂してしまいました。

その際に、現ビットコインの開発をしているビットコインコア派は、SegWigというソフトフォークで問題の解決にあたり、一方のビットコインキャッシュ側のBitcoin unlimited(ViaBTC)は、ブロックサイズを1MBから8MBに拡大する事を選びました。2017年8月の出来事です。

SegWitや分裂の経緯については以前書いたブログを参照下さい。

しかし残念ながら、SetWitを実装しても根本的な問題解決には至りませんでした
私、2017年末から幾度となくBTC送金してますけど、未だに送金に数ドルかかるし、平均して着金まで10分前後かかります。

一方でビットコインキャッシュは1回の送金に数円程度で、2~3分あれば届きますから、決済通貨としても少額決済としてもBCHに軍配が上がります。

これじゃダメだってことで、ビットコインコア派が次に目指しているのがライトニングネットワークの実装になります。LNが実装できれば、秒間数千~数万件のトランザクションが可能になると言われています。

そしてこのライトニングネットワークは、SegWitが実装されているコインにしか使えないという点がポイントです。※現時点でSegWitが実装されているのは、ビットコイン、ライトコイン、モナコインになります。

 

ライトニングネットワークの仕組みと可能性

まずLNは、ビットコインのブロックチェーン上(オンチェーン)で動きません。

ロックチェーンの外(オフチェーン)にあるライトニングネットワークに参加して、取引チャンネルを開設した後、そのネットワークに参加しているユーザーと取引するようなイメージです。

図にするとザックリ上記のような感じです。まずは取引するAとBが取引チャンネルを開設し、取引するだけのBTCをデポジットします。この工程が上記でいう➀にあたります。

なお、この取引チャンネル開設時に手数料がかかります。
ビットコインのメインネットで発生する送金手数料の半分程度と言われています。
この時点で、非常にガッカリですよね。だって数円~数十円単位のマイクロペイメントを何百回もしないと、元取れないですからね。これならわざわざライトニングネットワークなんて使わずXRPでえーやんwってゆう。

主なライトニングネットワークの売りは下記。

✅1秒間に数千~数万の送金処理が可能
⇒クレジットカードの処理スピードが4,500件/秒程度なので、同等かそれ以上です。

✅ネットワーク内では何回取引しようが手数料は無料
⇒チャンネル開設時に手数料を払えば、その後のライトニングネットワーク内での送金処理は何回行っても無料です。厳密に言うと、誰かを中継して支払う場合は、その中継者へ手数料の支払いが必要。

実際にデポジットしたBTCをやり取りするわけではなく、図の②にあるように、BTCの権利書のような物のやり取りを行います。この権利書は取引チャンネルにデポジットした際に、BTCの代わりに分配されます。

送金が終わり取引チャンネルを閉じた後、取引した権利書の分だけ実際のBTCがAとBに分配されます。最後に「1回分の取引として」ブロックチェーンに記録されます。

 

そして、ライトニングネットワークのもう1つの利点として、AとCの間に取引チャンネルが無かったとしても、BとCの間に取引チャンネルがあれば取引できるという利点があります。

✅仲介者へ手数料を払う事により多数のユーザーと取引可能になる
⇒ただし仲介者は取引金額以上のデポジットをしていないといけない。

お気づきかもしれませんが、ライトニングネットワークではこの仲介者(ハブ)が重要になってきます。たとえ取引相手と直接の取引チャンネルがなくても、LN内の無数のハブによって繋がる事が可能になります。

この支払経路については、相手方の許可なく、勝手に拡げていくことが可能です。

この中継者は取引金額以上の額をデポジットしていないといけないんですが、それは反面、巨大資本をもった中継者がいると、必然的に皆そこを中継する事になります。そして中継者は中継手数料を自分で決められる為、大資本にお金が集まりやすくなるという懸念点もあります。

またもう一つの懸念点として、LNでの取引時は常にオンラインにしておかなければならないという事です。コインチェックやZaifがハッキングされたホットウォレットの状態を指します。

不特定多数のユーザーと常時取引があり、オフラインに出来ない環境ですと、ハッキングリスクがあります。

 

まとめ

ライトニングネットワークのメリット、デメリットを箇条書きしました。

<メリット>
✅1秒間に数千~数万の送金処理が可能
✅ネットワーク内では何回取引しようが手数料は無料
✅ハブを経由する事によりLN内の無数のユーザーと取引可能になる

<デメリット>
✖事前に取引チャンネルにデポジットが必要(チャンネル開設時に手数料必要)
✖中継者へ手数料の支払いが必要
✖取引時は常にオンラインにしておかないといけない
✖実装可能になるまで約18カ月(3年)ほどかかる見込み

個人的には、LNをビットコインでやる意味ある?っていう感じです。
その分野はXRPやステラ等に任せておけばいいんじゃないかなって。

あえてメリットのところに少額決済(マイクロペイメント)は入れませんでした。
結局チャンネル立てる時に、数ドル程度の手数料取られますからね。意味ないやんっていう。。

こうやってみると、SegWitはこんなイマイチなLNの為に実装されたのかと思うと、どうなんかなぁって。あと実装まで3年もかかるなんて、その頃にはLNなんて時代遅れの機能になっている可能性すらありますよね。

うーん改めて、これだったらビットコインキャッシュのほうが良いなw。

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