初の配当型ステーブルコイン:USDDとは?【特徴や信頼性】

最近のステーブルコインラッシュは凄いですね。。

本当は今話題の米サークル社のUSD Coinの記事を書こうと思っていたのですが、たまたまTwitterでこのUSDDを見つけてしまい、急遽USDDについて記事を書くことにしましたw

このUSDDはアメリカドルに連動する、世界初の配当型ステーブルコインになります。

どうも自分はこの「配当」っていう言葉に反応する習性があるようで、イカンですね。。
配当型(POS)のアルトコインでは過去痛い目にあって来たので懲りているハズなのですが、ステーブルコイン初の配当型という事もあり、概略を調べてみることにしました。

USDDの基本情報・特徴

実はこのUSDDは未だリリースされていません。
10月31日に、シンガポールの55 Global Marketsという会社が運営する55.comという取引所から発行される予定です。

USDDの信用は、管財人(信託銀行等)に預けられているアメリカドルによって成り立っています。またその管財機関に預けられているドルの正当性を監査する会計事務所も設置されています。

USDDの組織構成

主に下記の三段階構成になっています。
USDDの発行者:55 Global Markets / 公式HP
USDDの管財機関:Primi Trust LLC / 公式HP
会計事務所:Cohen & Company / 公式HP

監査をするCohen&companyは、以前紹介したステーブルコインのTUSDでも監査法人になっていたので、仮想通貨のステーブルコイン関係では有名な会社なのかもしれません。
※TUSDについては【ペッグ通貨 USDT/TUSD/GUSD】ステーブルコインブーム到来?ご参照

Primi TrustはAmerican Bankers Associationという団体に加盟しており、Cohen&CompanyはTUSDの監査も担当しているので、バックについている団体はある程度の信用がありますが、TUSDとの違いは複数の信託銀行に預けているかないか、です。

TUSDは1社だけでなく数社の信託銀行がに分散して預けていますが、USDDは今ある情報を見る限り、Primi Trsutだけなので、同社に何かあった時が非常に心配です。

Daocoinプラットフォーム

USDDはDaocoinプラットフォーム上で動くステーブルコインです。
Daocoin公式HP

このDaocoinはERC-20のステーブルコインを発行する為のプラットフォームで、USDD同様に毎月の外部機関の監査を受る事により、その信頼性を証明します。

Daocoinトークン(DCL)を使う事により、ステーブルコインの発行手数料の割引を受けられたり、投票機能や配当受領の権利を得ることが出来ます。

Daocoinのプラットフォームでは、今後USDDだけでなく、中国元と連動したRMBDや、ユーロと連動したEURD等のステーブルコインが発行される予定になっています。


※DaocoinのHPから抜粋

 

USDDの配当

実際の配当金額についての言及は未だありませんが、24時間おき(1日に1回)に配当が分配されます。この配当は55 Global Marketsのアカウント(55.com)にUSDDを入れていないともらえません。

発行済みUSDDと保有しているアメリカドルの状況は、24時間リアルタイムで確認するが可能ですので、TetherのUSDTとは対をなす、非常に透明性ある運用をウリにしています。

そして、USDDはDaocoinのプラットフォーム上でアメリカドルに換える事が出来ます。

まとめ


配当金額や率がどうなるか気になるところですが、USDDの信用は第三者の信託銀行や、会計監査法人の毎月の監査によって担保されています。

最近登場するステーブルコインは、エスクローと呼ばれる「第三者を仲介させて取引の安全を担保する」第三者預託方式での運用が多くなってきていますね。

配当は確かに魅力的ですが、数あるペッグ通貨の中からUSDDを選ぶかって言われたら微妙ですw
信用面はある程度担保されているとますが、伸びるかどうかは実際の配当額次第ですかね。

この種の通貨は流動性が非常に重要なので、今後上場後に取引高がどれだけ伸びていくか注目していきたいと思います。

また、今話題になっているゴールドマンサックス傘下のサークル社が発行するUSDC(USDCoin)についても、どこかで記事にしようと考えています。

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