初心者に最適なビットコイン入門書・四選【予備知識不要】

自分も含め多くの人がそうだと思うのですが、ビットコインに興味を持った人はネットでビットコインについて調べた事があると思います。

自分の場合は、2017年にビットコインバブルが起こった際、「何か儲かりそうだなぁ」っていうイナゴ心からビットコインに興味をもったのですが、当時自分なりにネットやSNSを中心にビットコインの事を調べてはみたものの、なんとな~くフワッとした感覚でしかビットコインの事を理解できませんでした。

ネットの情報だと、知らない専門用語を事前説明なしにバンバン使っている事が多いため内容が頭に入ってこなかったり、ビットコインに精通していない人が書いた記事がほとんどなので、ところどころ間違った内容が書かれている事がありました。

ただでさえ専門用語が多いビットコインで、かつ予備知識ゼロの方々には、是非今回紹介する「ビットコインの入門書」を手に取って頂ければと思います。

ビットコイン関連の書籍は色々読んでますが、初心者の自分でもスラスラと読め、かつ筆者が噛み砕いて平易な言葉で説明しているので、ビットコインのイロハを理解する書籍として最適だと考えています。

自分の場合、ただ儲かりそうだから、という理由で過去色々なアルトコインに投資していましたが、これらの書籍を通してビットコインの背景、仕組み、強みを知ってからビットコイン中心の投資スタイルに変わりました。

それくらいビットコインの仕組みは仮想通貨全体の原点であり、他の仮想通貨を評価する上でビットコインを基軸にして比較する事が多々あります。

ビットコインの技術的な細かい点を知りたい方には物足りない内容かもしれませんが、ビットコイン入門用としては最適で、全てAmazonのKindleで電子書籍としてダウンロードできます。

 

1位:暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない

🔹タイトル:暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない
🔹著者:坂井豊貴
🔹出版日:2019年2月5日
🔹出版社:SBクリエイティブ
🔹ページ数:224ページ

暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない (SB新書)

坂井豊貴さんの「暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない」は、個人的にはビットコインの基本的な原理・構造を理解する上で一番役に立った本です。

ビットコインの歴史から、ビットコインが動く原理、ブロックチェーンとは何かまで、なるべく誰でも理解できる平易な文章で説明されている為、予備知識ゼロでもスラスラ読めます。

ビットコインを理解する上では欠かせない「マイニング」、「インセンティブ報酬」、「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」、「ブロックチェーン」、「ノード」、「マイナー」などの基本的な用語説明を、文献やデータを引用しながら進めてくれるので、自然とするっと頭の中に入ってきます。

ビットコインと関連立てて国家と紙幣の関係などにも触れており、ビットコインが生まれた経緯や、ビットコインと法定通貨の違い等も分かりやすくまとめられています。

ビットコインと並ぶ代表的な暗号通貨であるイーサリアムやXRPなどにも触れられており、ビットコインだけでなく暗号通貨入門としてもオススメです。

あとは何といっても出版日がつい最近の2019年2月という事もあり、内容が最新のビットコイン事情に通じており、ビットコインキャッシュのハードフォークなどにも触れられています。

正直「暗号通貨VS国家」というカタい題名よりも、もっとビットコイン入門的なタイトルのほうがしっくり来るような気がしますw

全体的に中級者には物足りない内容かもしれませんが、初心者がビットコイン入門をする上ではうってつけの名著です。

 

2位:決定版 ビットコイン&ブロックチェーン

🔹タイトル:決定版 ビットコイン&ブロックチェーン
🔹著者:岡田仁志
🔹出版日:2018年4月13日
🔹出版社:東洋経済新報社
🔹ページ数:238ページ

決定版 ビットコイン&ブロックチェーン

著者の岡田仁志さんは、さすが東京大学法学部卒業、情報社会相関研究系准教授で、電子商取引や電子マネーなどのITサービスの専門家だけあって、ビットコインの基本的な事から、少し深堀りした技術的な事までしっかりと網羅した一冊になっています。

一位にあげた「暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない」と同様、ビットコインを個人的な好き嫌いや、善悪の側面からとらえずに普遍的な立場から解説をしている点は客観性があります。

全6章のうち半分の1章~3章でビットコインの基本原理やブロックチェーンの詳細、電子マネーとの違いについて説明されており、残り4章~6章(終章)で仮想通貨を取り巻く環境、世界で起こっている仮想通貨関連事項について述べられています。

特に印象に残っているのは第1章のビットコインの基本原理である「支払」「記録」「採掘」「報酬」「承認」「流通」という6つのステップについて、詳細に記載されている部分です。

ここまでビットコインの基本原理を日本語で、かつ初心者でも理解できる平易な言葉で詳細に説明している本は他に無いと思います。

まさに現時点での決定版です。

自分が初めて読んだビットコインの書籍はこの本だったのですが、読解力の乏しい自分にとっては1回読んだだけでは本書の半分くらいしか理解できませんでしたw

予備知識ゼロでも普通に理解できる本なのですが、詳細に説明されている分、2~3回と繰り返し読むことによって知識が深まると思います。

自分の場合は、1回目に本書を読み、2回目に「暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない」を読んだあと、再度本書を読み直して理解が深まりました。

 

3位:ビットコインはどのようにして動いているのか?

🔹タイトル:ビットコインはどのようにして動いているのか?
🔹著者:大石 哲之
🔹出版日:2014年3月12日
🔹出版社:tyk publishing
🔹ページ数:66ページ

ビットコインはどのようにして動いているのか? ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、ブロックチェーン、PoWプロトコル

この本の著者である大石さんは、ビットコインが世間に出て間もない頃からホルダーだった、有名なビットコイナーです。

自分はTwitterで大石さんを知り、今回紹介する本だけでなく彼のウェブサイトも拝見されてもらっていますが、素人に説明する事を前提にしてくれているので、文章が非常に理解しやすいです。

Twitterでは結構叩かれてもいて賛否両論な部分もありますが、ビットコインに昔から触れているだけあって要点がうまくまとめられています。

全部で66ページとコンパクトにまとめられており、数時間あれば全て読み終えられるボリュームなので、知識ゼロの人でとりあえずビットコインの全体像を掴みたい場合にちょうど良いと思います。

ビットコインのとっかかりとしてオススメな本です。

ただページ数がゆえに一位の「暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない」と比べると、具体例や事例が少ないと感じました。

あと、めちゃくちゃ誤字脱字が多いので、気になる人は多いかもしれませんw

 

番外編:デジタル・ゴールド-ビットコイン、その知られざる物語

🔹タイトル:デジタル・ゴールド-ビットコイン、その知られざる物語
🔹著者:ナサニエル・ポッパー
🔹出版日:2016年9月21日
🔹出版社:日本経済新聞出版社
🔹ページ数:302ページ

デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

番外編として挙げたこの本は、ビットコインの構造や仕組を説明した本ではなく、ビットコインの誕生から世に広まっていくまでをまとめたドキュメンタリーです。

ビットコインの生みの親であるナカモトサトシの登場から、それに集うリバタリアン(政府と距離を置く自由主義者)が、いかにしてビットコインというトラストレスな電子決済を育てあげたのかが詳細に記録されています。

ビットコインの良い面ばかりにフォーカスしているわけではなく、違法商品を取り扱うウェブサイト(ダークウェブ)でビットコインが匿名の決済通貨として使われていた事実などにも触れられており、山あり谷ありで今のビットコインが存在する事も分かりました。

サトシナカモトというたった一人の人物が、当時だれにも知られていなかったビットコインというソフトウェアを2009年にリリースして、今や世界中でビットコインネットワークが構築されているという現実は、まさに奇跡としか考えられません。

今や数千と存在する仮想通貨の中でも、これだけのドラマを生み出している仮想通貨はあるわけもなく、これだけの存続の危機を乗り越えてきた仮想通貨もビットコインだけです。

ところどころで日本が舞台になるシーンが出てくるのも、読んでいて面白いところです。

ビットコインの基礎知識があったほうがより理解は深まりますが、予備知識なしでも十分楽しめる良書ですので、是非皆さんに一読してもらいたいですね。

尚、本書に記載されてある事は全て事実に基づいています。

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