ビットコイン(仮想通貨)に否定的な株式投資の神様:ウォーレン・バフェットに物申したい

ここ最近のビットコインの価格上昇に伴い、主要アルトコインもビットコインにつられて値を上げ始め、仮想通貨市場が少しづつ上昇気流に乗ってきた感覚を覚えますね。


データ引用:Blockchain.com /Daily Transaction

ビットコインの1日あたりの取引量(Transaction)も、2018年3月のバブル崩壊後の底から徐々に徐々に上昇してきており、直近では2017年末のバブル時の取引量と並ぶ量になってきました。

取引量が増え流動性があがっていっているのが、何よりもビットコインの相場が活性化してきているのを表しています。

また、2017年末のピーク時には相次ぐ送金詰まりや送金手数料の高騰(~5,000円/回)が発生しましたが、Segwitの普及やビットコイン自体の性能向上により、現時点では送金詰まりも送金手数料の高騰も発生していません。


データ引用:Blockchain.com / 1ブロックあたりの手数料

確実にビットコインは進化を遂げています。

さて、徐々に一般にも認知されてきたビットコインですが、一方でビットコイン(or 仮想通貨全般)にネガティブな意見を持つ著名人も少なくありません。

その急先鋒があの株式投資の神様であるウォーレン・バフェットです。

自分はビットコインの将来性を確信していますが、バフェットがなぜビットコインに否定的な意見を持っているのかを知るのは、仮想通貨に夢中になっている頭を冷やす為にも必要だと考えており、また違う面からビットコインを見つめるいい機会だと考えてます。

ポジティブな見方はクサるほどネットに載っているので、今回はビットコインにネガティブな意見を持っているバフェットの言い分と、自分の意見の相違について書いてみました。

 

株式投資の神様:ウォーレン・バフェットのビットコイン批判

言わずと知れた株式投資の神様と言われ、10年単位での長期投資を軸として総資産(2019年現在)約900億ドルを築きあげたアメリカの投資家です。

自分もバフェットの著書は何冊か読んでますが、やっぱり本物だけあって毎回感銘を受けます。

そのまごう事なき投資家は、一貫してビットコインに否定的な見解を示しています。

バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイの年次総会でのビットコイン批判はもはや恒例行事で、2019年の総会でも同様に批判しています。

”ビットコインは「妄想」であり「ぺてん師を」引きつける。ビットコインやその他の仮想通貨等を買ったとしても、それらは何も生産しない。ただ単に、後から買った人がより高い値段を払うことを願っているだけだ”(引用:コインテレグラフ)

ビットコインだけでなく、仮想通貨全般についても「通貨では無くタダの幻影だ」とバッサリです。

ただ、ビットコインや仮想通貨自体には否定的な一方で、ブロックチェーンに対しては肯定的な意見を持っています。

”ブロックチェーンは、かなり重要だ。ビットコインは必要ない。JPモルガンはもちろん、独自の仮想通貨を用意した”(引用:コインテレグラフ)

どこかで聞いた事がありますよね、この「ビットコインはダメだがブロックチェーンは有用」という決まり文句。

株式投資の神様に物言いをするなんて恐れ多いですが、バフェットはちゃんとビットコインの事を調べてないんじゃないのかと疑ってしまいます。

JPモルガンが用意した独自の仮想通貨って、悪い言い方すればTether(テザー)USDTの優等生版ってだけで、なんら新しいイノベーションをもたらしていないし、プライベートチェーン(限られた管理者間)で動かす中央管理型の仮想通貨で、大企業であればどこでも作れます。

そもそも「ブロックチェーン」の定義って何でしょうか?

自分の考えでは「改ざん不可能なデータベース」、「誰でも過去の履歴を確認できるデータベース」、「国や銀行などから検閲を受けない」という3つの大前提があります。

このブロックチェーンの基本を現時点で一番高いレベルで達成出来ているのは、まぎれもなくビットコインです。

ビットコインネットワークを自主的に支える分散された参加者(ノード)、他を寄せ付けない圧倒的なハッシュレート、マイニングによるインセンティブ制度、公(パブリック)に公開されたコード&取引履歴などなど、これらが全て絶妙に機能し合い、何者にもコントロールされない堅牢なブロックチェーンを構築しています。

ブロックチェーンはビットコインから生まれたものであり、ブロックチェーンの本来の姿を一番確立出来ているのはビットコインだからです。

自分にとっては、ブロックチェーンを認めるという事はイコール、ビットコインを認めている事と同義に思えて仕方ありません。

そもそもJPモルガンコインは、JPモルガンが管理する中管集権型なので別にブロックチェーン使わなくてもいいんじゃない?ってツッコミたくなりますw

またバフェットはビットコインは「何も生産しない」と言ってますが、ビットコインは我々にパーミンションレスに直接個人間で送金できる「自由」を生み出してくれています。

国や銀行に頼らないP2Pの電子送金システムは現に、今まで100年以上に渡って当たり前に行われて来た国際送金の在り方を変えようとしています。

これらの点において、バフェットが言っている事には矛盾を感じざるを得ません。

と、ツラツラと偉そうなことを言いましたが、今後バフェットがバークシャー・ハサウェイの年次定例会でどのようにビットコインについて言及してくるか楽しみにしているのも事実ですw

インターネットがそうだったように、ビットコインならびに仮想通貨が本当になくてはならないものになるか分かるまでもう少し時間が必要です。

バフェットは今年88歳なので、彼が生きているうちにビットコインがどのような進化を遂げるのか楽しみでもあり、彼のビットコインへの意見が今後どうなっていくのか注目していきたいと思います。

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