Binance(バイナンス)コインの基本情報と将来性について【BNB】

Binance(バイナンス)は世界最大の取引量を誇る、マルタ共和国にある仮想通貨取引所です。
仮想通貨投資をしている人であれば知らない人はいないくらい有名ですよね。

元々は中国の取引所でしたが、2017年に中国政府が規制強化に乗り出した際に、取引所を中国からマルタという仮想通貨を幅広く受け入れている国に移転しました。

常に仮想通貨取引所の取引高TOP3に入っており、アフィリエイトシステム等にも対応している事から、アフィリエイターにも人気の取引所です。

今回はそのバイナンスという取引所と、バイナンスが発行するBinanceコイン(BNB)について、見ていきたいと思います。ちなみに自分もBNB保有していますw

バイナンス取引所・バイナンスコインの基本情報

Binance 取引所基本情報
所在地:マルタ共和国
代表者:趙長鵬(ジャオ・チャンコン) 通称:CZ
取扱通貨ペア:396ペア(2018年12月10日現在)
取扱通貨種類:約140種(2018年12月10日現在)
取引高:約550億円/日(2018年12月10日現在)
設立:2017年7月
公式ホームページ

日本の取引所では無い為、ウェブサイトには日本語表記がありません。
※以前日本の金融庁から日本人の利用制限について警告を受けており、それ以降バイナンスの公式ホームページから日本語表記が無くなってしまいました。

日本の取引所で一番取引高が多いBitbankが一日約135億~140億程度(2018年12月10日現在)なので、Bitbankの約4倍の取引高になります。

そのバイナンスが発行する取引所トークンがバイナンスコイン(BNB)です。

バイナンスコイン(BNB)基本情報
通貨種類:ERC20トークン
ブロックチェーン:イーサリアム
最大発行枚数:2憶 BNB(既に全数発行済み)
BNB保有メリット:取引手数料の割引、上場通貨の投票権等

バイナンスは4半期に一度、取引所利益の20%を使ってBNBを買い戻し、バーン(Burn)します。
※バーンとは英語で燃やすという意味で、バーンした数量だけ発行済み枚数が減る事になります。

✅BNBのバーンの状況はここから確認する事が出来ます。

株でいうところの自社株買いのようなもので、バーンする事により市場に流通する枚数が減る為、希少性が高くなります。

バイナンスコイン保有による取引手数料の割引

バイナンスコインを保有していると、トレード時の手数料やコイン送金時の割引を受けられます。

BNBホワイトペーパー出典

バイナンスの通常取引時の手数料は0.1%で、その手数料は購入するコインから差し引かれますが、BNBを保有していれば、BNBから手数料が割引された形で差し引かれます。

✅1年目:通常時0.1% ⇒ BNB使用時0.05%の手数料(50%割引)
✅2年目:通常時時0.1% ⇒ BNB使用時0.075%の手数料(25%割引 ← 今ここ)

BNBを多く保有していればいるほど、割引額は大きくなります。

自分は一日に何回も取引するような事はしない為、そこまで大きなメリットは感じませんが、取引回数が多い or 高額取引ユーザーにとっては、大きなメリットになります。

 

バイナンスコインの価格下落率の低さ

2017年仮想通貨バブルで多くの仮想通貨の価格が急騰しましたが、その後ほぼ全ての仮想通貨が凄まじい下落を記録しています。

その中でもバイナンスコインは他と比べると低い下落率で、ビットコインの下落率よりも低い数値になっており、ホルダーの期待値が高い事が分かります。
※まぁそれでも半端ない下落率である事には変わりはないんですが・・・

ほとんどの通貨が10分の1以下の価値になってしまっているところ、BNBは最高値から約5分の1の価格減少で持ちこたえています。

また水色で塗りつぶしたBNBと同じ「取引所トークン」では、取引高上位のHuobiが発行するフォビトークン(HT)と、OKExが発行するオーケービーコイン(OKB)の下落率が80%台です。

一方、保有する事により配当が得られる事で一時期注目されたクーコインシェアーズ(KCS)やエフコイントークン(FT)は、30分の1以下の価格になっています・・・

 

上場コインのユーザー投票に使われる

バイナンスでは、上場するコインはユーザー投票によって決められます。
この投票に際に使われるのがバイナンスコインで、1回の投票で0.1BNBが必要になります。

世界最大の取引所なだけあって、バイナンスへ上場を果たしたコインは高い確率でその後価格高騰をみせています。

多くのユーザーは投票するコインのホルダーである事が多く、1,000万人超とも言われるバイナンスユーザーがBNBを積極的に使用する為、バイナンスコインの流動性も上がります。

 

バイナンス取引所:端数の残高をBNBに両替可能

これ、地味に嬉しい機能です。
取引所使った事ある人なら経験したことあると思いますが、BTCやETHの残高が0.0001ETHとか0.00005BTCになってしまうと、最低購入金額を下回ってしまい、端数の残高がずっと残ってしまうという事が起こります。

バイナンスでは、これらの端数をBNBに両替する事が出来ます。
Topページの「Funds」→「Balance」から、下記の「Convert to BNB」で換えられます。

※BNBへ両替できる端数は、0.001BTC以下の価値である必要があります。

 

バイナンス独自のブロックチェーン「バイナンスチェーン」

現在バイナンスはイーサリアムベースのERC20トークンですが、近い将来にバイナンス独自のブロックチェーンである「バイナンスチェーン」を採用すると発表しています。

イーサリアムやイオスなどのように、このバイナンスチェーンのプラットフォーム上でトークンが発行できるようになります。

プラットフォーム系ではイーサリアムやイオス、AION、ネオが有名ですが、BNBもその一角に入ってくることになり、今のバイナンスの勢いであれば、勢力図を塗り替えるかもしれません。


出典元HP

このバイナンスチェーンに関連して、バイナンス独自のDEXを2019年1月に開始する事についても、バイナンス代表であるCZから発表されています。

DEXはDecentralized Exchange(分散型取引所)の略です。
従来の形態ではユーザーは自分の資産を取引所に預けて、各々の取引所が秘密鍵の管理を行って運用をしてきましたが、取引所がハッキングされてしまうと、多くのユーザーの資産が失われてしまうリスクがあります。

ハッキング被害にあっているCoincheckやZaifも、上記と同じ中央管理型の取引所です。

DEXではユーザー各々が秘密鍵の管理を行う為、取引所が攻撃を受けて資産を失ってしまうリスクが無く、取引内容が全てブロックチェーンに記録される為、改ざん耐性も高くなります。

また従来のDEXのデメリットであった、流動性の低さや取引手数料の高さについては、バイナンスの知名度・既に現行取引所で獲得している多くの顧客の参加が見込める事から、解消する事出来るのではないかと考えられています。

先日のバイナンス公式のアナウンスでは、ブロック1つあたりの確認時間は約1秒で、DEXでありながら即時取引を実現可能にしているとの事です。

そして、このDEXではBNBが基軸通貨となり、送金手数料やトークンを稼働させる為のGas(燃料)としても使用される予定です。イーサリアムでいうところのEtherですね。

 

幅広い仮想通貨プロジェクトへの投資

バイナンスにはBinance Labsという組織があり、この組織が仮想通貨のスタートアップ企業や、ブロックチェーンプロジェクトに対して投資や各種サポートを提供しています。
✅Binance Labsホームページ

では、これまでの主な事例をみていきましょう。

・Trust Wallet(トラストウォレット)買収
イーサリアムベースの通貨(ERCトークン)に対応したトラストウォレットを運営するTrust社を買収しました。この買収によって、トラストウォレットはバイナンスの公式ウォレットに追加されました。尚、トラストウォレットはバイナンス初のスマートフォン用ウォレットになりました。

・Libra Creditとの提携
Libra Creditとはイーサリアムのブロックチェーン上で、レンディング(資産の貸し借り)を可能にするプラットフォームです。バイナンスとLibra Creditの提携によって、BNBのホルダーはBNBを担保に、仮想通貨や法定通貨等のローンを組むことが出来るようになります。

・ブロックチェーンゲーム開発会社Cocos-BCXへの出資
バイナンスラボは、人気スマホゲームの「アングリーバード」等を開発しているCocos-BCXにも出資しています。投資資金はブロックチェーンを利用したゲーム開発費用として使われます。
ゲーム関連の領域はブロックチェーンと相性が良く、業界において特に注目されている分野です。

・ホテル予約サービスTripioでバイナンスコインが採用
Tripioは仮想通貨でホテルの予約ができるサイトで、BNBが決済通貨として採用されました。
日本を含む世界各国約45万のホテル予約をTripioを通じてビットコインやイーサリアム、バイナンスコイン等で行う事が出来ます。

 

まとめ

バイナンスはもはや一介の仮想通貨取引所でなく、自ら積極的にブロックチェーン関連の開発・投資を行っている仮想通貨界のリーダー的存在を確立しています。

独自ブロックチェーンやDEXが今後立ち上がり、バイナンスコインの採用が広がっていけば、価値が上がっていく確率が高い、数少ない仮想通貨だと考え、私も定期的に買い増ししています。

バイナンス代表のCZ曰く、現在彼の資産は99.99%仮想通貨で、バイナンスの売上や決済、社員の給料等も仮想通貨支払いという位なので、バイナンス&CZのガチさ加減が良く分かりますw

どうしても仮想通貨で決済できない支払いを、保有している仮想通貨から法定通貨に換えて決済しているとの事です。

ここまで突き抜けて仮想通貨に全力で取り組んでいる企業は、世界にバイナンスだけではないでしょうか。今後もバイナンスの動向からは目が離せません。

お勧めの仮想通貨取引所

取引量やセキュリティ等総合的に考えて、初心者の方に一番お勧めできる取引所です。 bitbank