ビットコインの価格がついに110万円を突破し、節目の10,000USドルをすんなりとクリアーしましたが、2017年末のような盛り上がりは感じられず、個人的にはちょっと安心してます。
当時の自分がそうだったように、今まで仮想通貨や投資に全く興味がなかった人達が仮想通貨!ビットコイン!などと騒ぎ出した時は、バブルのサインですからね。
ドルコスト平均法で積み立てているビットコインやバイナンスコイン(BNB)はかなり含み益が出てきて嬉しい限りなんですが、約200万円ほど投資しているビットクラブだけが今や唯一の頭痛の種です。
そんなビットクラブから6月にいくつかアナウンスが出ているので、収益状況とあわせてまとめてみました。
GPUマイニング再開のアナウンス
2018年10月から稼働停止していたGPUマイニングが2019年7月15日を目標に、再開に向けて動いているとアナウンスがありました。
GPUマイニングの1,000USドルは半分諦めていたので、これは嬉しい発表です。
引用:Bitclubホームページ
アナウンスでは「いくつかの新しいチャンスがもたらされ、稼働停止していた機器を再稼働する見込みが立った」とあります。
アルトコイン(ETH)の価格回復が理由だと思うのですが、明確な理由については言及されていませんでした。
ただし、再稼働するGPUマイニングはイーサリアム(ETH)のみになる見込みで、ZCASH(ZEC)、MONERO(XMR)、イーサリアムクラシック(ETC)のマイニングシェアは自動的にイーサリアムマイニングに移行される、となっています。
当方Monero(XMR)のGPUマイニングシェアを1機持ってマイニングしてたのですが、再開後はXMRではなくイーサリアムを掘る事になってしまうようです・・・
現在イーサリアムには魅力を感じられないのが正直なところですが、まぁXMRも今となっては当時の魅力は無いので、再開されるだけマシとプラスに考えようと思います。
既にマイニング済みのZECやXMR、ETHの処置がどのようになるかには言及がなかったので、ここは気になるところです。
GPUマイニング再開後に、改めて確認してみようと思います。
ビットコインの最低出金額減とKYC登録必須化
ビットコインの最低出金額と、出金にかかる送金手数料額が半減しました。
✅BTC最低出金額:0.01BTC ⇒ 0.005BTC
✅BTC送金手数料:0.002BTC ⇒ 0.001BTC
ちょうど自分のBitclubのウォレットに保管していたビットコインが約0.009BTCほどあったので、いい機会なので出金しておこうと思い手続きをしてみたのですが、KYC登録しないと出金出来ない事が、この時たまたま分かりました。
KYC登録自体は、他の取引所などと似たような登録なので簡単です。
未だ申請中の状態で承認されていませんが、KYC登録の手順は下記をご覧下さい。
➀メインページの「MY WALLETS」の「BITCOIN WALLET」をクリック。

②「Withdrawal」をクリックし、「Enter Withdrawal Amount(出金額)」と「My BTC Address」をそれぞれ入力し、Pin Code入力後にRequest Bitcoinをクリック。

③すると下記の画面になり、出金するにはKYCを完了させてくださいというメッセージが表示されます。「HERE」をクリックします。

④NEW KYC Requirementの画面になり、名前や国、住所などを入力していきます。「PHOTOCOPY OF ID」に自分の顔写真付きの証明書、「PHOTOCOPY OF UTILITY BILL」に現住所を証明できる公共料金のレシートをアップロードします。
まだKYCの審査結果は出てませんが、自分はパスポートと公共料金の控えをアップロードしました。公共料金の控えは英語表記になっていない部分もあるので、ちゃんと承認されるか少し心配です。

⑤申請が完了すると下記の画面に移り、Statusが「PENDING」と表示されます。あとは、Bitclubからの承認を待つだけです。

ただこのKYC作業、アカウント一つにつきそれぞれ申請が必要のようで、自分みたいに複数アカウントを持っているユーザーはかなり時間かかる作業になりそうです・・・
とりあえず先ずはメインアカウントの申請をしてみて、無事パスした後にその他のアカウントの申請をしようと思います。
BitclubのBTC収益状況
ビットコインの価格が10,000USドル(約110万円)を超えたので、稼働を一時停止していた3,500USドルのメインアカウントを再稼働させてみました。
稼働停止方法は下記で記事にしています。
✅ビットクラブ:マイニング停止機能が追加
結果は3,500USドルのプールで1日あたり:0.00003BTC(約33円)でした。
2019年6月23日時点の1BTC=約110万円で上記報酬なのですが、昨年12月頃の底値1BTC=35万円の時と全く報酬額が変わっていません。
少しは増えてるかなぁと期待したのですが、相変わらずの厳しい現実です、、、ソッコー再度稼働停止させました。。
左図のBitclub全体のハッシュレートは750PH/s前後で推移しており、以前までキープしていた1,000PH/sを下回っているので、稼働停止したマイニング機器が増えている事が予想できます。
引用:HighCharts.com/Blockchain.com
ハッシュレート低減に伴い、ビットコインのマイニングシェアも全体の約1.5%で12位に後退しています。(2019年6月23日時点)
マイニングのディフィカルティとハッシュレートが上昇し続けている中、Bitclubのハッシュレートは昨年から半減しているので、報酬が増えていない点も合点がいくのですが、相場上昇によりGPUマイニングも復活に向かっているので、Bitclubが自社開発しているマイニングマシンの大規模アップデートに期待するしかない状況です。
ビットクラブが開発している自社マイニングマシンの記事
✅ビットクラブ(Bitclub)の現状と今度の動向
Bitclubのハッシュレートの動きに注視しつつ、また適宜アカウントを再稼働させて報酬額をまめにチェックしていこうと思います。