Coins.phを使って仮想通貨からフィリピンペソへ換金・出金する方法【登録方法と出金方法を解説】

Coins.phはフィリピン発のモバイル決済アプリで、フィリピンペソの送受金だけでなく、ビットコイン、イーサリアム、XRP等の仮想通貨を送受金する事も出来ます。

個人間の送受金だけでなく、光熱費やスマホ代等の公共料金の支払いも可能で、フィリピン国内で約500万人のユーザーがいます。

最近ではリップル社のXrapidへの加盟やウエスタンユニオンとの提携だったりと、銀行口座を持てない多くのフィリピン人の送金需要に応えています。

Coins.phについては以前記事にしています。
✅フィリピンの仮想通貨事情【coins.phやCryptoValley等々】

Coins.phには仮想通貨の販売所機能もあり、Coins.phにチャージしたフィリピンペソで仮想通貨を購入する事が出来ます。

また、仮想通貨からフィリピンペソへの換金も可能で、現在ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、XRPの4種類の仮想通貨を取り扱っています。

Coins.phを使ってのフィリピンペソの出金は、フィリピン国内にいないと出来ませんが、フィリピンに銀行口座を持っていなくても、各店舗の窓口でフィリピンペソを受け取る事が出来ます。

先日フィリピン出張時に、実際にビットコインをフィリピンぺソに換金し、出金してみたので、その方法をまとめました。

 

Coins.phの登録(KYC)とランク毎の入金・出金上限

まずCoin.phのアプリをダウンロード後、ユーザーデーターの入力が必要になりますが、身分証の提出が必須で、KYC登録をパスする必要があります。

KYC登録無しでも使える事は使えますが、少額の入金とCoins.phを経由しての公共料金、スマホ代の支払い位しか出来ません。

KYCの登録方法は後ほど説明しますが、政府機関発行の身分証が必要になります。

Coins.phの運営会社はフィリピンの会社なので、外国人はパスポートでの登録が無難だと思いますが、多くのフィリピン人がパスポートを持っていない事を考えると、運転免許所(英語表記)やその他政府機関発行のID等でも申請可能だと思います。

自分は日本のパスポートを使って申請し、KYCパスしました。

尚、Coins.phではLevel毎に入出金限度額が定められており、2019年9月時点のLevel毎の入金上限と出金上限額は下記です。

単位はPHP(フィリピンペソ)で、現在のレートは1PHP=2.1円程度なので、例えばLevel 2で利用できる1日の最大入金額と出金額は約105,000円になります。(※Level 1では出金は不可)

ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨も同様に、Coins.phのレートベースで各Level毎に設定された上限額まで出金(フィリピンペソへの現金化)が行えます。

それぞれのレベルで必要になる対応事項は下記です。

🔷Level 1
・対応事項:Email Verification
アプリでE-mailアドレスを登録するだけです。ただ、Level 1だと出金する事が出来ないので、これではCoins.phを使う意味はほぼありません。

 

🔷Level 2
・対応事項➀:Phone Verification
・対応事項②:Identity Verification
・対応事項③:Selfie Verification
ユーザー登録時に「スマホのSMS認証」、「政府機関発行のID認証」、「セルフィー(自撮り)で身分証と一緒に撮影」の3点対応が必要です。

レベル2の認証をパスすれば、出金する事が可能になります。年間で最大約840,000円(400,000php)の入出金が可能です。

 

🔷Level 3
・対応事項:Address Verification
現住所の証明が必要になります。
自分の場合はフィリピンに住んでいた時の住所で申請しました。インターネット料金の請求書にフルネーム、住所が英語で明記されていたので、それで申請をパスする事が出来ました。

日本に住んでいる場合も同様に、公共料金の領収書、請求書等で登録できると思いますが、英語表記の資料のほうが無難だと思います。

 

🔷Level 4
・対応事項:Business Verification

自分の会社情報、もしくは会社員である事の証明、年収等を証明する事によって、最大5,000,000phpまで上限を増やす事が可能ですが、このLevel 4についてはトライした事が無いので詳細は分かりません。

 

自分の場合はLevel 3とLeve 4の中間にある「Custom Limits」という項目の申請を行い、Level 3の上限値から更に増やす事が出来ました。

実際に行った申請方法はフィリピン株の残高証明をPDFファイルでアップロードし、Coins.phに承認してもらいました。ただLevel 3まで承認されればここまでする必要は無いと思います。

尚、これから説明する手順はLevel 2までの登録を完了させる方法です。

 

Level 2までの登録方法

まずはiOSもしくはAndroidのCoins.phのアプリをダウンロードします。

 

「SIGN UP」をクリック。

「Country」に自分の住んでいる国を選び、「Mobile Number」に自分のスマホ番号を入力、チェックボックスをクリック、「Create my wallet」をクリック。

Create my walletをクリックした後に、自分のスマホに6桁の認証番号がSMSで届くので、その番号を入力する。

 

4ケタのPIN CODE(パスワード)を決めます。再入力を求められるので、同じPINを入力。

Touch ID(指紋認証)を使うかどうかを選び、「done」をクリック。

フルネームをアルファベットで入力。日本人なのでFIRST NAMEとLAST NAMEを入力し、NEXTをクリック。

 

誕生日を入力し、NEXTをクリック。

フィリピン居住者かどうか(Are you a Filipino citizen?)を選びNEXTクリック。

現住所を入力。Countryに自分の国を選び、State/Provinceに県名を、Cityに市名を、Street Addressにそれ以外の住所を、ZIP Codeに郵便番号を入力し、My permanent address~のボックスにチェックを入れNEXTをクリック。

 

Coins.phを使う理由を選びます。自分の場合はPersonal savingsを選んでNEXTをクリック。

IDと一緒に自撮り(Selfie)します。TAKE MY SELFIEをクリックし、写真のように片手でパスポートを開いた状態で持ち、自撮り写真をアップロードします。

Selfie完了後にホームページに戻り、自分のアイコンマークをクリックし「VERIFY NOW」をクリック。

 

初めての登録かどうか確認の画面(First time signing up?)でYesを選択。

ID番号(What is your ID number)を入力、ID発行国(Where was your ID issued)を選択、ID発行日(On what date was your ID issued)を入力、ID失効日(When does your ID expire)を入力。

Sample Front Imageをクリックし自分のID写真をアップロードし、NEXTをクリック。

 

性別(MALE:男、FEMALE:女)を選択し、出生国(Where were you born)を選んだあと、SSSやTIN番号は持ち合わせていないので、何も入力せずI don’t have any of theseにチェックマークを入れ先に進む。

雇用形態を選択。会社員であればEmployedを選択しNEXTをクリック。

Source of Funds(資金源)を入力。業種(industry)を選択、会社名を入力、役職(job title or position)を入力し、最後にSUBMITをクリック。

 

これでLevel 2までの登録は完了です。

Coins.phに提出したID、Selfieの審査があり、これに約1日かかります。

ID審査に通ればLevel 2までの入出金が可能になります。

 

ビットコインをフィリピンペソで出金する方法

Coins.phで出金する方法はいくつかありますが、銀行口座無しでも出金可能な方法を解説します。

今回はLBCという宅配サービスや、各種公共料金の支払い、送金業を行っている会社を使って出金してみました。

LBCの店舗外観

 

LBCと同業のPALAWAN PAWNSHOPやMLHUILLIERの店舗でも同様に出金が出来ます。これらの店舗はフィリピンに全国展開しているので、Google Map等で調べれば簡単に見つけられます。

2019年9月現在、1回あたりの最大出金額は50,000php(約105,000円)で、店舗での現金手渡しの際に最低2種類のID提示が必要です。

まずはCoins.phのアプリ内で、LBCで現金を受け取る前の手続きをします。

先にCoins.phの自分のビットコインアドレスに現金化する分のビットコインを送信します。

BTCを選択しReceiveをクリックすると、自分のビットコインアドレスが表示されるので、そのアドレスにビットコインを送金しておきます。

 

ビットコイン着金後、ホームページで再度BTCを選択し「Cash Out」をクリック。

※現在私のCoins.phのBTCアドレスには10,418php(0.02005358BTC)ある事が分かるので、今回は10,000php分のBTCを現金化してみます。

今回はLBCの店舗で現金を受け取るので、LBCのアイコンをクリック。

「PAY FROM」の箇所をPHP WalletからBitcoin Walletに変更し、cash outの欄に10,000phpを入力しNEXTをクリック。

Estimated Deliveryの時間は受け取り可能時間の事で、Fee(80php)は手数料です。

 

Recipient’s First NameとLast Name、Recipient’s Contact Number(電話番号)、Recipient’s Address(住所)を入力しNEXTをクリック。

確認画面が表示されるので、問題なければSLIDE TO CONFIRMをスライドして確定。

Success!の画面が表示されれば処理完了。この処理が終わるとスマホにSMSで明細が送られてきます。登録したEmailアドレスにも併せて明細が送信されます。

 

明細にTrucking Number(追跡番号)が載っており、現金受け取りの際にこの番号が必要になるので、スマホを持参して近くのLBCに行きます。

LBCの店舗カウンターでpick up cashと伝えると、下記2つの書面に必要事項入力を求められます。(この書類でTrucking Numberを入力する箇所があります)

LBC店舗で記入する資料

 

記入が終わり次第、書類と一緒に有効なID(身分証明書)を2つ渡せば、すぐに現金を受け取る事が出来ます。

※自分は実際に2つIDを持って行ったのですが、LBCのスタッフから「IDは1つあればいいよ」って言われたので、パスポートだけ見せてOKでしたw

場所によってはCoins.phの規定通り2つのIDを求められると思うので、念のためIDは2つ用意していったほうが良いと思います。人や場所によって言う事が異なるのは、フィリピンあるあるですからね・・・

今回0.02BTCを10,000フィリピンペソに換金しましたが、ザックリBTCの市場レートの5%引き位で現金化する事が出来ました。

🔷BTC/JPY市場レート
1,090,000円/BTC×0.02=21,800円

🔷実際に換金できた金額
0.02BTC=10,000php=20,700円

出金時に手数料が80php(約170円)かかりますが、思っていたほど悪いレートではなかったですね。

身分証は必要ですが、スマホとCoins.phのアプリがあれば、フィリピン全土に展開しているLBCなどの店舗で簡単に仮想通貨をフィリピンペソに換金できますので、フィリピンに良く行く事がある人は覚えておいても良いかもしれないですね。

 

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