約1年間保有していたバイナンスコイン(BNB)を全てビットコインに換えました【最近の相場で思う事】

最近はめっきりアメリカ株への投資で、仮想通貨からは少し離れていたのですが、つい先日2018年12月頃から保有していたバイナンスコイン(BNB)を全数ビットコインに換えました。

2018年末にBNBを購入したタイミングがまさに底値ドンピシャで、このコインにはかなり儲けさせてもらいましたが、それでも手放した時の価格はATHの約半額になっていたので、仮想通貨取引の難しさを改めて実感しました。

少量保有していたビットコインSV(BSV)もビットコインに両替済みなので、これで保有している仮想通貨はビットコイン(BTC)とクロスエクスチェンジのXEXトークンの2種類だけになりました。

今回はBNBを手放すに至った理由と、これまで約2年弱の間、仮想通貨を触ってきて感じる事をまとめてみました。

 

BNBの価格推移とバイナンスの現状

ここ1年間のBNBの価格だけみると、2018年末に400円台で底を打ち、2019年7月にはATHの4,000円オーバーを記録し、2017年末~2018年初頭の仮想通貨バブル時の高値を超えた数少ないアルトコインの一つでした。

ラッキー以外の何物でもなく、2018年末の底値で約50万円分ほどBNBを購入し、初めて仮想通貨で爆上げを体験したのもこのBNBでした。

Coin-list / BNB-JPYチャート

 

バイナンスの活動は以前と変わりなく活発で、Binance USの取引所オープン、本家Binanceでのレンディングサービス開始、開発者向けプラットフォームのBinance Xのローンチ、米ドル連動のステーブルコイン:BUSDのリリースと、むしろ加速度的に次々と新しい試みをしています。

ここまで積極的に様々な施策を行っている一方で、BNBの価格は直近のビットコインの値動きにつられて下落の一途をたどっています。

今でもBinanceは今後の仮想通貨界をリードしていく存在だと思ってますし、BNBがこのまま無価値になるとは考えてませんが、それでもこの数年の間にBNBじゃないと成り立たないサービスが一般に普及する姿が想像できないんですよね。

「バイナンスが発行する取引所トークンだから」という先入観を捨てて、一つのアルトコインとして改めて考えた時、現状のBNBも他のアルトコインと同様「絵に描いた餅」から脱していません。

 

結局のところ実需(ユーザー)がない

これはBNBだけに限らず、その他多くのアルトコインにも言える事ですが、結局2017年末から2年が経とうとしている今でも、実際に仮想通貨自体を使うユーザーがいないんですよね。

バイナンスは次々と新しいサービスを提供しており、BNBを含むそれらサービスに投資をする人達はいるものの、実際にその技術やサービスを使うユーザーがいません。

通常はユーザーの需要があり、ビジネスとして成り立つ見込みがあって初めてトークン発行されなければならないのに、その順序がまるで逆で、まずトークン発行によって資金を集め、数年にわたるロードマップを提示するも一向に市場に普及せず電子ゴミと化す、という構造は2017年から何も変わっていません。

以前に比べ違法ICOの数は減ってきていると思いますが、それでも法整備はまだまだ追いついておらず、投資家保護はおろか、運営のさじ加減一つに振り回されるプロジェクトばかりです。

唯一、あまた存在する仮想通貨の中で希望が持てるのがビットコインです。

もちろんビットコインにも多くの解決しなければならない問題がありますが、圧倒的な知名度、改ざん耐性、流動性から直近では仮想通貨全体の時価総額(ドミナンス)の70%弱に迫る勢いで、過去最高のハッシュレート、ディフィカルティを更新し続けています。

また、数多くのアルトコインはビットコインを経由して初めて購入できるケースが非常に多く、完全に仮想通貨の基軸通貨になっています。ビットコインなくしては、仮想通貨のトレードは成り立たちません。

上記理由に加え、結局ほぼ全てのアルトコインはビットコインの価格に連動し、更に下げ幅はビットコインよりも大きくなる事が常なので、今はアルトコインではなくビットコインの枚数を増やす事を優先しています。

Coinmarket Cap / 上位仮想通貨のドミナンス

 

未だに界隈にあふれるスキャム案件

ここ最近のSNSや仮想通貨ブログを見ていると、以前まで活発に情報発信していた仮想通貨アカウントが更新をストップしたりと、仮想通貨板は更に閑散とした状態になっていますw

一方でユーザーに甚大な被害をもたらしたプラストークンに似た高額配当を謳うウォレット案件やレンディング案件が未だに数多く存在しています。

サービス開始当初は日利数%、月利数十%というあり得ない報酬を出し、数カ月後に急に出金できなくなり、運営が資金を持ち逃げするというパターンで、これも2017年から姿・形を微妙に変えつつも、本質は何も変わっていないです。

どのような投資商品にも詐欺まがいの案件は必ず存在しますが、仮想通貨は元手をほとんどかけず大儲け(詐欺)ができるという特徴があるので、詐欺まがいの話が後を絶ちません。この先数年を犠牲にしてでも、法整備の強化や、大半の無価値な仮想通貨を淘汰する期間に充てたほうが良いように思えます。

このような現状を鑑みると、仮想通貨の普及には1~2年という期間ではなく、5年以上の時間を要するのではないかと思います。

 

それでも仮想通貨(ブロックチェーン)は革新的技術

前述の通り、現在仮想通貨市場には運営(開発)と投資家しかおらず、肝心のユーザーが存在していない為、どんなに有望で面白いプロジェクトであっても、一時の価格上昇はあくまで投機的に買われているだけで、継続的な買いが入る事はまずありません。

法規制が追い付いておらず、まだまだ無法地帯のマーケットであり、国として、社会全体としての実証実験も全くと言っていいほど出来ていません。

実生活に必要不可欠になるだけの基盤が出来ておらず、ユーザーが存在しないというか、使いどころがないんですよね。どれも、絵に描いた餅っていう事です。

ただ、時代が証明しているように、既得権益を守る為に国がテクノロジーを抑え込む事が出来るはずはなく、良いモノは必ず使われるようになります。

ITが今後ますます普及していく中で、お金やそれに代わる価値をデジタル化していくことは明らかで、ブロックチェーンの特徴である非改ざん性と分散性が活用できるアプリケーションは多岐に渡り、単純なデジタル通貨としての送受金だけでなく、契約の自動化(スマートコントラクト)や、改ざんする事が出来ない記録の保存・トレーサビリティ用途などがあげられます。

これまでは過去の取引実績や相手方の規模、素性等を信用のモノサシとして行っていた取引を、ブロックチェーンと言う仕組みに信用を置く事で、極力第三者を排除したトラストレスなシステムが実現するのです。

ちなみに、インターネットが誕生した当初も下図のような混とんとした状態でした。

引用:日経 XTECH

 

仮想通貨ならびにその根幹をなすブロックチェーンというシステムも、今はまだユーザー不在の”カオス”な状態ですが、今後間違いなく世界的に活用されてくると確信しています。

少し大げさですが、経済がブロックチェーンという仕組みで回る時代が、もしかしたら本当に来るかもしれません。

その中心的な存在として、今後も大きな影響力を持ち続けるのがビットコインだと考えるからこそ、今はアルトコインではなく、ビットコインに集中する事を決めました。

 

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