【デジタルゴールド】米中経済戦争の最中で価格上昇を続けるビットコインの価値

終わりが見えない米中経済戦争も、昨日アメリカが中国を為替操作国に認定した影響により、世界中の株価が軒並み暴落しています。

約10年ぶりに1ドル=7元を下回りましたが、中国が意図的に元安に誘導し、アメリカが中国製品に課す関税と相殺できるように仕向けているのではないかと報道されています。

これがトランプ大統領を激怒させ、突如中国を為替操作国に認定したわけですが、中国も黙っておらず、即座に米国からの農作物の輸入禁止を発表するなど、双方の応酬は留まるところを知りません。

経済の向かう方向を先取りすると言われている銅価格は下落を続ており、リスクオフ時に買われるゴールド(金)の価格は上昇を続け、本格的なリセッションの様相を呈してきました。


左チャート:銅6ヵ月価格   右チャート:金6ヵ月価格

 

また金と同様に、ビットコインも価格上昇を続けています。


引用:Yahoo Finance / BTC-USDチャート

 

アルトコインがほぼ全滅な状況の中、ビットコインだけが価格上昇を続けており、デジタルゴールドのポジションを確立してきた感があります。

自分の仮想通貨ポートフォリオの割合もビットコインの価格だけが上がり続けている為、以前と比べビットコインの割合がかなり大きくなってきました。

 

上記は2019年5月と8月時点の保有割合で、8月現時点でBTCの割合が70%弱まで上がってきました。

もしこのままリセッションに突入するようだと、ビットコインにとっては初めてリセッションを経験する事になるので、どのような価格推移、買われ方をするのか非常に興味深いですね。

今回はこれまで仮想通貨界隈を見てきて感じた、ビットコインの優位性や今後の見通しについてまとめてみました。

 

仮想通貨の「性能」だけが価値ではない

これは仮想通貨デビューした2017年頃は、勉強不足という事もあり全く理解出来てませんでした。

送金スピードや手数料の安さ、スマートコントラクト等の機能面でビットコインより高性能なコインは山ほどありますし、ビットコインからハードフォークして生まれた上位互換コインも沢山存在します。

ただ、ビットコインよりも流通量があり、独立(分散)・安定・信頼されている仮想通貨って誕生してないんですよね。

これは価格にも見て取れる事で、主要アルトコインの価格推移と比べると一目瞭然です。

10年間大きなバグもなく稼働し続けている実績、莫大なハッシュレートに守られた改ざん耐性、仮想通貨全体取引量の半分以上を占める流動性、などなど他の仮想通貨を寄せ付けない地位を確立しています。

先日アメリカ上院の公聴会でも話が出ましたが、もはや一国の力ではビットコインをコントロールする事は出来ないと認めています。

✅U.S. Lawmakers Are Realizing They Can’t Ban Bitcoin

ビットコインネットワークが世界的に築かれている事をアメリカが認めているという事は、重要な事実です。

世界レベルで考えた時にビットコインを始めとする仮想通貨に一番求められている事は、通貨の送金スピードや多機能性うんぬんよりも、ビットコインが持つ独立(分散)性安定性信頼性だったんだな、と今になってようやく理解が追い付いてきました。

スケーラビィティや送金スピード、手数料の安さに重きを置いたEOSやXRP等とは、そもそもプロトコル自体が異なっているので単純比較もできませんし、ビットコイン以外の仮想通貨を否定するつもりはありませんが、少なくとも「アセット=資産」として認識されているデジタルマネーはビットコインだけでしょう。

 

【非中央集権】操作・没収する事が出来ない

ここ最近日本で乱立している〜payは政府が主導するキャッシュレス化の一環ですが、先進国を中心に世界的な脱現金化が進んでいます。

消費促進、ポイント還元、納税や現金管理の工数削減等々もっともらしい理由をあげてますが、このキャッシュレス化が完成した暁には、私達の資金の流れは管理者(政府、銀行等)に筒抜けになります。

何か嫌疑があれば、管理者からお金を凍結されたり、没収されたりする可能性があります。

要はキャッシュレス=電子マネーというのは、権力者の裁量次第でいくらでもコントロール出来るということです。

もちろんマネーロンダリングや脱税防止などのプラス面がある事は分かってますが、それ以上に権力者に全てコントロールされる方がある意味怖いと思うんです。

別にビットコインマキシマリストでもないし、反政府のアナーキストでもないですが、普通に考えて自分のお金の動きが全て筒抜けって嫌ですよねw 

金の流れの監視だけで済むハズもなく、キャッシュレスのプラットフォームを使うには、個人情報の入力が必須になるので、プライバシーまで明け渡す事になるのは目に見えてます。

この点ビットコインは、秘密鍵やインターネットを奪われない限り、誰にもお金の流れを止める事は出来ないですし、没収されたりする事もありません。

現時点で明らかに金(ゴールド)より秀でているビットコインの利点は、「価値の移転が容易にできる事」と「現物が存在しないがゆえに没収する事が出来ない事」の2点です。

あくまで自分の考えですが、世界的なキャッシュレス化が進めば進むだけ、ビットコインの価値が上がっていき、新しいアセットクラスとして認められていくのではと考えています。

 

ビットコインが今後進んでいく未来

アメリカを中心に、取引所に対するKYCの徹底やマネーロンダリング対策が着々と行われています。

各国としてはまず取引所を支配下に置き、マネーロンダリングなどの犯罪を防ぐ為に、市場の健全化を第一に進めています。

この点日本は、国内取引所への管理はかなり徹底しています(徹底してるがゆえに数年前から取引所で扱える仮想通貨の数は全く増えてませんが。。)

今後より一層規制は進んでいき、従わない取引所は制裁を課せられたりと、市場から排除されていくでしょう。

そして、現仕様のビットコインが抱えるスケーラビリティの問題を解決すべく、ライトニングネットワークのようなセカンドレイヤー(第二のチェーン)の開発も進められていますが、このセカンドレイヤーとメインチェーンの使い分け方についても今後必ず議論になって来ます。

まだまだ時間はかかると思いますが、この取引所に対する法規制がある程度整い次第、やっとビットコインのETFが本格的に検討され出すのではと予想しています。

個人の仮想通貨ウォレットをどのように管理してくのか等、その他にも一筋縄では解決できない課題も多いですが、まずは世界的な取引所の法整備化とETF承認までが目先5年~10年で目指していくところだと思います。

そしてこの価格停滞気味の今こそが、ビットコインをコツコツ集める良い時期だと考えています。

お勧めの仮想通貨取引所

取引量やセキュリティ等総合的に考えて、初心者の方に一番お勧めできる取引所です。 bitbank